LINEが乗っ取られたかもしれないとき
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友人に不審なメッセージが送られていないか、まず確かめてください。LINE公式の手順で復旧できます。
LINEの乗っ取りでは、あなたの名前で友だちにメッセージが送られ、電子マネーやギフトカードの購入を求められることがあります。LINEヘルプセンターも、乗っ取られるとプリペイドカードやウェブマネーの購入を促すメッセージが送信される場合があると案内しています。
つまり、被害はあなただけでなく友だちにも及びます。だからこそ、順番が大切です。まず相手を追い出し、次に友だちへ知らせます。
以下では、①乗っ取りかどうかの確認 ②パスワード変更と他端末のログアウト ③ログインできない場合 ④友だちへの連絡 ⑤再発防止、の順に説明します。
先に結論
- まだLINEを開けるなら、真っ先にパスワードを変更する。ここが最優先です。
- パスワードを変えると、他の端末からのログインは無効になります。次に [ログイン許可] をオフにします。
- 友だちには、LINE以外の方法(電話・SMS・別のSNS)で「私の名前のメッセージに応じないで」と伝える。
- お金を送ってしまった友だちがいる場合は、その人に消費者ホットライン188と警察相談専用電話#9110を案内する。
手順1 本当に乗っ取られているかを確かめる
「見覚えのない通知が来た」というだけでは、乗っ取りとは限りません。次の項目のうち、当てはまるものを数えてください。
1つでも当てはまれば、手順2に進んでください。
- 友だちから「変なメッセージが届いた」「お金の話をされた」と連絡が来た。
- 自分のトーク履歴に、自分が送っていないメッセージが残っている。
- 急にLINEからログアウトされ、再ログインを求められた。
- LINEから「新しい端末でログインされました」という通知が届いたが、心当たりがない。
- 友だちリストに、追加した覚えのないアカウントが増えている。
- 設定していたはずのプロフィール画像や名前が、勝手に変わっている。
注意:「LINEアカウントが凍結されます」「本人確認をしてください」というメッセージ内のリンクは開かないでください。そこからIDとパスワードを入力させ、乗っ取る手口が報告されています。LINEの設定は、必ずLINEアプリの中から開いてください。
手順2 まだ開けるなら、すぐパスワードを変える
LINEにログインできる状態なら、5分で相手を締め出せます。上から順に進めてください。
LINEヘルプセンターも、推測されやすいパスワードや他社サービスと同じパスワードを使っている場合は変更を強くすすめています。
LINEアプリの [ホーム] を開き、右上の歯車のマークを押す
歯車は画面の右上にあります。ここがLINEの設定画面です。
[アカウント] → [パスワード] を押して、新しいパスワードに変える
他のサービスで使っていない、完全に新しいものにしてください。
パスワードを変更すると、他の端末からログインしていた相手は使えなくなります。ここがいちばん効きます。
[アカウント] → [ログイン許可] をオフにする
パソコン版やタブレット版のLINEからログインできなくなります。
自分がパソコンでLINEを使っている場合は、必要になったときだけオンに戻してください。
[アカウント] → [ログイン中の端末] を確認し、覚えのない端末をログアウトさせる
一覧に知らない端末名があれば、それを選んでログアウトします。
表示される端末名は、相手が自由に付けられます。名前ではなく「自分が使っているか」で判断してください。
メールアドレスと電話番号が書き換えられていないか確認する
[アカウント] の画面で、登録されているメールアドレスと電話番号を確認します。
見覚えのないアドレスに変えられていたら、自分のものに戻してください。ここを戻さないと、また入られることがあります。
ログインできなくなってしまった場合
すでに締め出されているときは、自分で操作できることが限られます。次の順で進めてください。
LINEアプリで、電話番号による本人確認からログインを試す
自分の電話番号にSMSで届く認証番号を使って、ログインし直せる場合があります。
届いた認証番号は、絶対に誰にも教えないでください。「間違えて送ったので教えて」という連絡は、すべて詐欺です。
LINEヘルプセンターの問い合わせフォームから、乗っ取り被害として届け出る
LINEアプリが開けない場合は、パソコンやほかの端末のブラウザから help.line.me を開きます。
検索結果の広告ではなく、公式のURLかどうかを確認してから開いてください。
同時に、友だちへ別の方法で知らせる
復旧を待っている間にも、あなたの名前で友だちへメッセージが送られている可能性があります。
電話やSMS、別のSNSで「LINEが乗っ取られています。私の名前のメッセージに応じないでください」と伝えてください。
注意:「LINEアカウントを復旧します」と持ちかけてくる個人や業者に、料金を払わないでください。LINEの復旧手続きは公式のヘルプセンターを通じて行うもので、第三者が代行できるものではありません。
手順3 友だちへの被害を止める
アカウントを取り戻したあとも、この作業は必要です。相手はすでにメッセージを送り終えている可能性があります。
トーク一覧をさかのぼり、身に覚えのない送信先を書き出す
誰に、いつ、どんな内容が送られたかを控えておきます。
画面を撮影しておくと、あとで警察や相談窓口に説明しやすくなります。
その人たちに、LINE以外の方法で連絡する
電話・SMS・メール・別のSNSなど、乗っ取られていない手段を使ってください。
「私の名前で来たお金やコードの依頼には、絶対に応じないでください」と、はっきり伝えます。
グループトークにも同じ内容を投稿する
一人ずつ連絡するより早く広まります。
「乗っ取られました。復旧済みです」と、現状も併せて書いてください。
すでに支払ってしまった友だちがいたら、相談先を伝える
消費者ホットライン 188(相談は無料。窓口につながった時点から通話料が発生)を案内してください。
だまし取られたことがはっきりしている場合は、警察相談専用電話 #9110 も伝えてください。
プリペイドカードやギフトカードで支払った場合は、カードとレシートを捨てずに保管するよう伝えます。
手順4 二度と入られないようにする設定
取り戻したあと、5分だけ使って次の設定を見直してください。もっとも効果が大きいのは、パスワードの使い回しをやめることです。
- [ホーム] → 歯車 → [アカウント] → [ログイン許可] をオフにしておく。パソコン版を使うときだけオンにする。
- 同じ画面で [パスワード] を、他のサービスと違うものにする。使い回しは乗っ取りの最大の原因です。
- [アカウント] → [メールアドレス] を、自分が確実に受信できるものに設定する。異常なログインの通知が届きます。
- [プライバシー管理] → [Letter Sealing] をオンにしておく。
- [プライバシー管理] → [IDによる友だち追加を許可] をオフにする。知らない相手からの接触が減ります。
- スマホ本体にも、顔認証やパスコードによるロックをかけておく。
注意:LINEに登録しているメールアドレスのパスワードが、LINEと同じになっていないか確認してください。メールを乗っ取られると、そこからLINEも取り戻されてしまいます。
相談先
- LINEの操作やアカウントの復旧について:LINEヘルプセンター(help.line.me)。公式サイトから開いてください。
- 金銭被害が出たとき:消費者ホットライン 188。相談は無料で、窓口につながった時点から通話料がかかります。
- 188がつながらないとき:国民生活センターのバックアップ相談 03-3446-0999(平日10時〜16時)。
- 犯罪として相談したいとき:警察相談専用電話 #9110。都道府県警察の総合相談窓口につながります。
- 不正ログイン全般の技術的な相談:IPA 情報セキュリティ安心相談窓口 03-5978-7509(受付 10時00分〜17時00分。土日祝日・年末年始は除く)。
よくある質問
- 友だちから「認証番号を送ったから教えて」と言われました。教えてよいですか?
- 教えないでください。その友だち自身が乗っ取られていて、犯人があなたのアカウントを狙っている可能性が高い状況です。SMSで届く認証番号は、どんな理由があっても他人に伝えないでください。本当に本人かどうかは、電話をかけ直して声で確認してください。
- パスワードを変えれば、相手はすぐ追い出されますか?
- パスワードを変更すると、他の端末からのログインは無効になります。ただしメールアドレスや電話番号を書き換えられている場合、そこから再び入られることがあります。パスワードの変更と合わせて、登録情報も必ず確認してください。
- トーク履歴は戻りますか?
- 戻るとは限りません。バックアップを取っていた場合は、その時点まで復元できることがあります。iPhoneはiCloud、AndroidはGoogleドライブへのバックアップ設定が [ホーム] → 歯車 → [トーク] → [トークのバックアップ] にあります。落ち着いたら、今後のために設定しておいてください。
- 警察に届け出たほうがよいですか?
- 友だちが実際にお金をだまし取られた場合は、届け出を検討してください。まず #9110 に電話して状況を説明すると、被害届を出すべきか、どの窓口に行けばよいかを案内してもらえます。送信されたメッセージの画面を撮影して残しておいてください。
- 乗っ取られたアカウントを消したほうがよいですか?
- 急いで削除しないでください。アカウントを削除すると、トーク履歴も購入したスタンプもすべて失われ、元に戻せません。まずパスワード変更とログアウトで取り戻せないかを試し、それでも解決しない場合にLINEヘルプセンターへ相談してください。
今の状況に合わせて、次にすべきことを確認しましょう。
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