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スマホが充電できない・充電が遅いときの直し方

所要時間 約15分最終更新

充電できないときの原因は、「ケーブルや電源アダプタ」「充電口のほこり」「電池の劣化」の3つにほぼ分かれます。この順に切り分けると、多くはその場で直ります。

本体を分解したり、電池を自分で交換したりする必要はありません。道具も、別のケーブルと、木のつまようじがあれば足ります。

先に結論

  • まず別のケーブルと別の電源アダプタで試す。これで充電できたら、ケーブル側の故障。
  • ケーブルが奥まで入らない・ぐらつくときは、充電口にほこりが固まっている。
  • 何年も使っている端末は、電池の劣化を疑う。iPhoneは [設定] → [バッテリー] で状態を見られる。
  • 充電が遅いだけなら、アダプタの大きさ・本体の熱・充電の仕方が原因のことが多い。故障とは限らない。

手順1 どこが悪いかを3分で切り分ける

はじめに、ケーブルと電源アダプタが生きているかを確かめます。ここで原因が分かることが最も多いです。

  1. 別のケーブルと別の電源アダプタで試す

    家族のものや、以前使っていたもので構いません。これで充電できたら、ケーブルか電源アダプタの故障です。

    ケーブルは、中の線が切れていても見た目では分かりません。曲げぐせが付いた部分や、根元の付近から傷んでいきます。

  2. 壁のコンセントに直接挿して試す

    延長コードやテーブルタップを使っている場合は、いったん外して、壁のコンセントに直接挿します。

    テーブルタップのスイッチが切れていた、というだけのこともあります。

  3. パソコンのUSB端子で充電していないか確認する

    パソコンのUSB端子は流せる電気が小さく、充電にとても時間がかかります。まったく増えないこともあります。

    急ぐときは、壁のコンセントと電源アダプタを使ってください。

  4. 画面が真っ暗なままのときは、挿したまま5分待つ

    電池が完全に空になった端末は、しばらく充電しないと画面すら点きません。

    5分ほど挿したままにしてから、電源ボタンを長押ししてください。

手順2 充電口のほこりを取る

ポケットやかばんの中の綿ぼこりが、充電口の奥で押し固められていることがよくあります。

「ケーブルが奥まで入らない」「挿してもぐらつく」「向きを変えると充電できる」ときは、これが原因です。

  1. 本体の電源を切る

    中の端子に触れる作業なので、必ず電源を切ってから行ってください。

  2. 明るいところで充電口の中をのぞく

    ライトを当てて中を見ます。奥に灰色のかたまりが詰まっていれば、それがほこりです。

  3. 木のつまようじで、奥のほこりを手前へかき出す

    力を入れず、少しずつ手前へかき出します。1回で全部取ろうとしないでください。

    取れたほこりは、意外に大きなかたまりになることがあります。

  4. ケーブルを挿し、奥までしっかり入るか確認する

    カチッと収まり、ぐらつかなくなれば成功です。そのまま充電が始まるか確認してください。

注意:金属のピン・針・クリップは使わないでください。中の端子を傷つけると、充電できなくなります。エアダスター(缶のスプレー)や、水・アルコール・洗剤などの液体も使わないでください。自分で取れないときは、無理をせず修理の窓口へ相談してください。

手順3 電池の劣化を確認する

何年も使っている端末では、電池そのものが弱っていることがあります。充電はできるのにすぐ減る、という場合はここを見てください。

  1. iPhoneで電池の状態を見る

    [設定] → [バッテリー] → [バッテリーの状態と充電] を開き、[最大容量] の数字を見ます。

    この数字は、新品のときを100%としたときの、今の電池の持ちです。数字が小さいほど、1回の充電で使える時間は短くなります。

    同じ画面に [修理サービス] のような案内が出ているときは、電池の交換で直ることが多いです。

  2. Androidで電池の状態を見る

    [設定] → [バッテリー] を開きます。表示できる項目は機種によって違い、電池の状態を見られない機種もあります。

    見られない場合は、購入した店やメーカーの窓口で調べてもらえます。

注意:電池の交換は、正規の修理窓口へ依頼してください。通信販売の交換用電池を自分で入れ替えると、発熱や発火、防水性能の低下につながることがあります。

充電が遅いときに見るところ

  • 電源アダプタの大きさ(ワット数)が小さいと、その分だけ時間がかかります。アダプタの側面に「5W」「20W」などの表示があります。
  • 置くだけの充電(ワイヤレス充電)は、ケーブルより時間がかかります。急ぐときはケーブルを使ってください。
  • 本体が熱いときは、電池を守るために充電の速度が落ちたり、途中で止まったりします。故障ではありません。ケースを外し、涼しい場所に置いてください。
  • iPhoneには、夜のあいだ80%で一度止め、起きる時間に合わせて100%にする機能があります([設定] → [バッテリー] → [バッテリーの状態と充電] の [最適化されたバッテリー充電])。朝まで80%のままでも故障ではありません。
  • ゲームや動画を見ながら充電すると、使う電気のほうが多くなり、ほとんど増えないことがあります。急ぐときは操作をやめて置いておくのがいちばん早いです。

それでも充電できないとき

  • 落とした・水にぬらしたあとから充電できないときは、故障の可能性が高いので、通電を続けずに修理の窓口へ相談してください。
  • 修理に出す前に、写真や連絡先のバックアップを取ってください。預けている間、端末は手元にありません。
  • 端末の保証や、通信会社の補償サービスに入っていないかを確認してください。加入していれば、負担が大きく変わります。
  • 本体や電池がふくらんでいる、充電中に異常に熱いときは、すぐに使用をやめてコンセントから抜いてください。

注意:本体や電池がふくらんでいるときは、押したり、穴を開けたり、力を加えたりしないでください。発火の危険があります。ふくらんだ端末は充電せず、そのまま修理の窓口へ持ち込んでください。

よくある質問

充電しながらスマホを使ってもいいですか?
使えます。ただし本体が熱くなると、電池を守るために充電の速度が落ちます。急いで充電したいときは、操作をやめて置いておくのがいちばん早い方法です。
100%になってもケーブルを挿したままで大丈夫ですか?
満充電になると自動で止まる仕組みになっているため、すぐに壊れることはありません。ただし、布団やクッションの上など、熱がこもる場所での充電は避けてください。
「このアクセサリは使用できない可能性があります」と出ます。
充電口やケーブルの端子のよごれ、または端末に対応していないケーブルのときに出ます。まず手順2で充電口を掃除し、それから純正品か、対応と書かれたケーブルで試してください。
電池は何年くらいもちますか?
使い方によって大きく変わるため、年数では判断できません。iPhoneなら [設定] → [バッテリー] → [バッテリーの状態と充電] の [最大容量] の数字を、ときどき見て判断してください。数字が下がるほど、1回の充電で使える時間は短くなります。

この手順で直らないときや、あやしい画面・請求が出たときは、お困りごとから今すぐやることを確認できます。

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