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スマホの写真を確実にバックアップする

所要時間 約30分最終更新

写真がスマホの中にしかない状態は、水没・紛失・故障のいずれか1回で全部失う状態です。写真は「もう1か所」に置いてはじめて安全になります。

自分に合う方法を1つ選び、最後に必ず「本当に保存されているか」を確認してください。

先に結論

  • iPhoneならiCloud写真、AndroidならGoogleフォトが、いちばん手間がかからない。
  • 無料で使えるのは、iCloudが5GB、Googleアカウントが15GB(Gmail・ドライブと共用)。
  • 写真の枚数が多い人は、パソコンや外付けの機器へコピーする方法が費用ゼロで確実。
  • 「バックアップしたつもり」が最大の落とし穴。別の端末やパソコンのブラウザから写真が見えることを、必ず自分の目で確認する。

iPhoneの場合

  1. iCloud写真をオンにする

    [設定] → 一番上の自分の名前 → [iCloud] → [写真] → [このiPhoneを同期] をオンにします。

    iOS 15以前では、このスイッチの名前は [iCloud写真] です。

    Wi-Fiに繋ぎ、充電しながら行ってください。枚数が多いと数時間かかります。

  2. 空き容量が足りない場合はGoogleフォトを使う

    App Storeから「Googleフォト」を入れ、Googleアカウントでログインし、[バックアップ] をオンにします。

    iPhoneでもGoogleフォトは使えます。iCloudの5GBでは足りない人の、費用のかからない選択肢です。

  3. パソコンへコピーする(費用ゼロ・確実)

    Windows: Microsoft Storeから「Appleデバイス」アプリをインストールします。ケーブルでiPhoneを繋ぎ、ロックを解除して [信頼] を押します。写真は、Microsoftの「フォト」アプリから読み込みます。

    iCloud写真をオンにしている場合は、読み込む前に、元の画質の写真をiPhoneにダウンロードしておく必要があります。

    Mac: [写真] アプリまたは [イメージキャプチャ] で読み込みます。

Androidの場合

  1. Googleフォトのバックアップをオンにする

    Googleフォト → 右上のプロフィール写真 → [フォトの設定] → [バックアップ] → スイッチをオン。

    [バックアップの画質] は [元の画質]/[保存容量の節約画質]/[高速] の3つから選べます。

    [保存容量の節約画質] を選ぶと、同じ容量で多く保存できます。元の画質のまま残したい人は [元の画質] を選んでください。

  2. モバイル通信でのバックアップをオフにする

    [フォトの設定] → [バックアップ] → [モバイルデータ通信の使用量] で、写真・動画の両方をオフにします。Wi-Fiのときだけ保存されます。

  3. パソコンへコピーする

    ケーブルでパソコンに繋ぎ、スマホに出る [このデバイスを USB で充電中] の通知をタップします。

    [USB の使用] の画面が出るので、[ファイル転送] を選びます。

    エクスプローラーで端末名 → [内部ストレージ] を開くと、[DCIM] フォルダの中に写真が入っています(フォルダ名は機種により異なります)。

いちばん大事:本当に保存できたかを確認する

「バックアップしたつもりで初期化して、全部消えた」という相談がいちばん多い失敗です。次の方法で、自分の目で確かめてください。

  1. パソコンや別の端末のブラウザから開く

    iCloud写真: パソコンのブラウザで iCloud.com にログインし、[写真] を開きます。

    Googleフォト: パソコンのブラウザで photos.google.com にログインします。

    スマホのアプリで見えるだけでは確認になりません。スマホの中の写真を表示しているだけの場合があるためです。

  2. いちばん古い写真と、いちばん新しい写真を開く

    両端が見られれば、その間も保存されていると考えて差し支えありません。

  3. Googleフォトで「バックアップ完了」の表示を確認する

    アプリ右上のプロフィール写真を押すと、バックアップの状態が表示されます。

    [バックアップ完了] と出れば終わりです。[写真をバックアップしています][バックアップの準備中] と出ている間は、まだ終わっていません。

注意:確認が終わるまで、端末の初期化・下取り・売却はしないでください。初期化したあとに、消えた写真を取り戻す方法はありません。

容量が足りなくなったら

  • Googleフォトの [保存容量の節約画質] に切り替える。同じ容量で多く保存できます。
  • 本体を軽くしたいときは、Googleフォトの右上のプロフィール写真 → [このデバイスの空き容量を増やす] を押す。バックアップ済みの写真だけが本体から消えます。
  • iPhoneでこれを行った場合は、そのあと写真アプリの [最近削除した項目] でも同じ写真を削除しないと、容量は空きません。
  • パソコンや外付けのハードディスク・USBメモリへコピーする。買い切りのため、月額の費用がかかりません。
  • 有料プラン(iCloud+、Google One)は月額の費用がかかります。契約する前に、上の方法で足りないかを確認してください。

よくある質問

iCloudとGoogleフォト、どちらがいいですか?
iPhoneだけを使い、枚数が少ないならiCloudが手軽です。枚数が多い人、Androidも使う人、家族で共有したい人はGoogleフォトが向いています。両方使っても構いません。
無料でどれくらい保存できますか?
iCloudは5GB、Googleアカウントは15GB(Gmailとドライブと共用)です。写真1枚を3MBとすると、5GBで約1,700枚、15GBで約5,000枚が目安です。
バックアップしたら、スマホから写真を消していいですか?
iCloud写真やGoogleフォトの同期を使っている場合、スマホで消すと保存先からも消えます。本体を軽くしたいときは、Googleフォトの [このデバイスの空き容量を増やす] か、iPhoneの [iPhoneのストレージを最適化] を使ってください。
自動で保存されるようにするには?
iCloud写真、またはGoogleフォトのバックアップをオンにすれば、以後は撮るたびに自動で保存されます。Wi-Fiに繋いだときだけ動く設定にしておくと、通信量も使いません。

この手順で直らないときや、あやしい画面・請求が出たときは、お困りごとから今すぐやることを確認できます。

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