iPhoneの容量を減らす(空き容量を増やす)手順
所要時間 約15分最終更新
「iPhoneストレージがいっぱいです」と出ても、思い出の写真を消す必要はありません。多くの場合、写真より先に減らせるものが本体に残っています。
上から順に進めてください。1〜2の作業だけで数GB空くことがよくあります。
先に結論
- まず [設定] → [一般] → [iPhoneストレージ] を開いて、何が容量を使っているかを見る。
- 写真より先に「最近削除した項目」を空にする。ここを空にするまで、空き容量の表示が戻らないことがある。
- 「非使用のアプリを取り除く」をオンにすると、写真もデータも消さずにアプリ本体の分だけ空く。
- それでも足りないときは、写真を「iPhoneのストレージを最適化」に切り替える。元の画質はiCloudに残る。
手順1 いま何が容量を使っているかを見る
闇雲に消す前に、まず内訳を見ます。ここを見ないと、効果のない作業に時間を使うことになります。
ホーム画面で歯車のマークの [設定] を押す
灰色の歯車のマークです。見つからないときは、ホーム画面の中央を下へ軽くなぞると検索欄が出るので「設定」と入力してください。
[一般] を押す
一覧の中ほどにあります。
[iPhoneストレージ] を押す
グラフが出るまで10〜30秒かかります。そのまま待ってください。
グラフの下に、容量を使っているアプリが大きい順に並びます。ここが今回の作業の地図になります。
手順2 写真を消さずに空ける(効果が大きい順)
上から順に試してください。ここまでで足りれば、写真には一切さわらずに終わります。
[写真] の「最近削除した項目」を空にする
iOS 26・iOS 18 では [写真] アプリ → [コレクション] → [ユーティリティ] → [最近削除した項目] の順に押します。
iOS 17以前は [写真] アプリ → 下の [アルバム] → 一番下までスクロール → [最近削除した項目] です。
顔認証やパスコードを求められたら解除し、右上の [選択] → 左下の [すべて削除] を押します。
削除した写真は30日間ここに残ります。ここを空にするまで、空き容量の表示が戻らないことがあります。「消したのに増えない」の原因のほとんどがこれです。
「非使用のアプリを取り除く」をオンにする
[設定] → [アプリ] → [App Store] → [非使用のアプリを取り除く] をオンにします。
しばらく使っていないアプリの本体だけが自動で消え、書類とデータは残ります。
ホーム画面には雲のマークが付いたアイコンが残り、押せば入れ直せます。
LINEのキャッシュを削除する
LINEアプリ → [ホーム] → 右上の歯車 → [トーク] → [データの削除] を押します。
[キャッシュ] だけにチェックを入れて [選択したデータを削除] を押してください。トーク履歴は消えません。
[写真][ボイスメッセージ] にもチェックを入れると、トークで受け取った写真が見られなくなります。必要なものは先に保存してください。
Safariの履歴とWebサイトデータを消す
iOS 18以降は [設定] → [アプリ] → [Safari]、iOS 17以前は [設定] の一覧を下にスクロールして [Safari] を押します。
[履歴とWebサイトデータを消去] を押します。開いていたページと、ログイン状態の一部が消えます。
ダウンロード済みの動画・音楽を消す
YouTube・Netflix・Amazonプライム・Apple Music・Podcastで「ダウンロード」した番組は、数GBになることがあります。
[設定] → [一般] → [iPhoneストレージ] の一覧で、これらのアプリが上位にいたら、アプリを開いてダウンロード済みの一覧から削除してください。
手順3 写真そのものを軽くする(iCloud写真)
写真が容量の大半を占めている場合の方法です。写真は消えません。本体には軽い写真を置き、元の画質はiCloud(Appleの預かり場所)に残す形に切り替えます。
[設定] の一番上にある自分の名前を押す
Appleアカウント(Apple ID)の画面が開きます。
[iCloud] → [写真] → [このiPhoneを同期] をオンにする
Wi-Fiに繋いだ状態で行ってください。最初のアップロードには数時間かかることがあります。
iOS 15以前では、このスイッチの名前は [iCloud写真] です。
[iPhoneのストレージを最適化] を選ぶ
同じ画面の下にあります。iOS 18以降は [設定] → [アプリ] → [写真] からも変更できます。
本体には小さい写真だけが残り、拡大したときにだけ元の画質が読み込まれます。
注意:iCloudの無料分は5GBです。超えると同期が止まり、バックアップも作られなくなります。容量を増やすと月額の費用がかかるため、有料にする前にGoogleフォトなど他の預け先も比べてください。
Androidの場合
Androidはメーカーによって画面の名前が違います。近い言葉を探してください。
[設定] → [ストレージ] を開く
Galaxyでは [設定] → [バッテリーとデバイスケア] → [ストレージ]、Xperia・AQUOSでは [設定] → [ストレージ] です。
[空き容量を増やす] を押す
不要なファイル・重複した写真・使っていないアプリが、消してよい候補として表示されます。
どのアプリが開くかは機種によって異なります。画面に出た案内に従ってください。
Googleフォトで [このデバイスの空き容量を増やす] を押す
まずGoogleフォト → 右上のプロフィール写真 → [フォトの設定] → [バックアップ] がオンになっていることを確認します。
確認できたら、もう一度右上のプロフィール写真を押し、[このデバイスの空き容量を増やす] を押します。
バックアップ済みの写真だけが本体から消えます。バックアップが終わっていない写真は消えません。
それでも足りないとき
- 大きい動画をパソコンやGoogleフォトへ移す。動画は1本で数GBになります。
- 使っていないアプリは「取り除く」ではなく [アプリを削除] にする。データごと消えるので、必要なものは事前に確認してください。
- 本体の初期化は最終手段です。必ずバックアップを取り、Appleアカウント(Apple ID)のメールアドレスとパスワードが分かる状態にしてから行ってください。
注意:「容量を増やします」と称する広告や、App Store以外から入れる「クリーナーアプリ」は使わないでください。効果がないばかりか、料金を請求される仕組みのものがあります。
よくある質問
- 「アプリを取り除く」と「アプリを削除」は何が違いますか?
- 「取り除く」はアプリ本体だけを消し、書類とデータは残します。もう一度押せば元の状態に戻ります。「削除」はデータごと消えます。迷ったら「取り除く」を選んでください。
- iCloud写真をオンにすると、iPhoneから写真が消えてしまいますか?
- 消えません。写真アプリに並ぶ枚数は変わらず、本体に置くデータのサイズだけが小さくなります。ただし、iCloud写真をオフに戻したり、iCloud側で写真を削除したりすると、すべての端末から消えます。
- 消したのに空き容量が増えません。
- 写真の [最近削除した項目] を空にしていない場合が最も多いです。次に多いのが、削除の反映に時間がかかっているケースで、再起動して10分ほど待つと表示が正しくなることがあります。
- 「システムデータ」「その他」が何十GBもあります。
- アプリが一時的に作った作業用ファイルの集まりです。まず本体を再起動してください。それでも減らないときは、Safariの履歴とWebサイトデータの消去、動画配信アプリのキャッシュ削除の順に試します。
この手順で直らないときや、あやしい画面・請求が出たときは、
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