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スマホが圏外・電波が入らないときの直し方

所要時間 約20分最終更新

急に「圏外」と出て、電話もインターネットも使えなくなることがあります。原因の多くは、端末側の一時的な不具合か、機内モードの入れっぱなしです。

下の手順を上から順に試してください。1つ試すごとに、画面の左上(iPhone)または右上(Android)の電波の表示が戻ったかを確認します。

先に結論

  • まず機内モード(飛行機のマーク)がオンになっていないかを見る。ここがいちばん多い原因。
  • 次に端末を再起動する。多くの一時的な不具合は、これで直る。
  • 「SIMなし」「無効なSIM」と出るときは、SIMカードを入れ直す。
  • それでもだめなときだけ、ネットワーク設定をリセットする。保存したWi-Fiのパスワードが消えるので最後にする。

手順1 いちばん多い原因を1分で確認する

  1. 機内モードがオンになっていないか見る

    iPhone: 画面の右上から下へなぞってコントロールセンターを開き、飛行機のマークを見ます。色が付いていればオンです。押して消してください。

    Android: 画面の上から下へ2回なぞってクイック設定を開き、[機内モード] を見ます。

    飛行機のマークが出ている間は、電話もインターネットも使えません。かばんの中で押されて、知らないうちにオンになっていることがあります。

  2. 電波の表示が何になっているかを確かめる

    「圏外」…電波がまったく届いていない状態です。手順1の3つ目へ進んでください。

    「SIMなし」「無効なSIM」…SIMカードが読み取れていない状態です。手順3へ進んでください。

    「検索中」…つながろうとしている途中です。1〜2分そのまま待ってください。

  3. 場所を変えて10秒待つ

    地下、エレベーターの中、建物の奥、山あいでは電波が届きません。窓ぎわか屋外へ出て確認してください。

    移動したあと、電波をつかみ直すのに10秒ほどかかります。すぐに判断せず、少し待ってください。

  4. 機内モードを10秒だけオンにして、戻す

    わざとオンにして、10秒後にオフに戻します。電波をつかみ直す動作になり、これだけで直ることがよくあります。

    いちばん手間がかからないので、先に試す価値があります。

手順2 端末を再起動する

「再起動」は多くの不具合を直します。面倒でも必ず試してください。データが消えることはありません。

  1. iPhoneを再起動する

    音量ボタンのどちらかと右側のボタンを同時に長押し → [スライドで電源オフ] を右へなぞる → 30秒待つ → 右側のボタンを長押し。

  2. Androidを再起動する

    電源ボタンを長押し → [再起動]。[再起動] が出ない機種は、[電源を切る] を押し、30秒待ってから電源ボタンを長押しします。

  3. 起動してから1〜2分待つ

    電源が入ってすぐは「検索中」のままです。慌てて次の手順へ進まず、電波の表示が戻るか待ってください。

手順3 SIMカードを入れ直す

「SIMなし」「無効なSIM」と出るときに効きます。差し込み口の接触が悪くなっているだけのことが多いです。

eSIM(カードではなく、本体に書き込む形のSIM)だけをお使いの場合、この手順はできません。手順4へ進んでください。SIMカードを入れる場所(本体側面の小さな穴)が見当たらない機種も同じです。

  1. 本体の電源を切る

    電源が入ったまま抜き差しすると、正しく読み取れなくなることがあります。必ず先に電源を切ってください。

  2. SIMトレイを開ける

    本体側面の小さな穴に、付属のSIMピンをまっすぐ差し込みます。ピンが無いときは、伸ばしたクリップの先で代用できます。

    穴の位置は機種によって違います。マイクの穴と間違えないよう、開ける前によく確認してください。

  3. SIMカードのよごれを軽く拭き、向きをそろえて戻す

    金色の面を、乾いた柔らかい布で軽く拭きます。

    カードの角の欠けた形と、トレイのくぼみの形を合わせて置き、まっすぐ奥まで押し込みます。

  4. 電源を入れて、電波の表示を確認する

    起動後、電波をつかむまで1〜2分かかります。「SIMなし」の表示が消えれば成功です。

注意:SIMカードの金色の端子を、指で強くこすったり、水・アルコール・洗剤で拭いたりしないでください。読み取れなくなることがあります。トレイが固くて開かないときは、無理をせず、契約している通信会社の窓口へ相談してください。

手順4 ネットワーク設定をリセットする

ここまでで直らないときの最後の手段です。通信に関する設定だけを、買ったときの状態へ戻します。

【先に確認してください】この操作で、保存していたWi-Fiのパスワード、VPNの設定、モバイル通信の設定が消えます。写真・LINE・連絡先・アプリは消えません。自宅や職場のWi-Fiのパスワードが手元にあることを確かめてから行ってください。

eSIMをお使いの場合は、念のため、契約している通信会社にリセットしてよいかを先に確認してください。

  1. iPhoneでリセットする

    [設定] → [一般] → [転送またはiPhoneをリセット] → [リセット] → [ネットワーク設定をリセット]。

    画面ロックのパスコードを聞かれます。

  2. Androidでリセットする

    [設定] → [システム] → [リセット オプション] → [Bluetooth と Wi-Fi のリセット]。

    モバイル通信の設定も戻したいときは、同じ画面の [モバイル ネットワークの設定をリセット] を使います。

  3. リセット後にもう一度再起動して確認する

    リセットが終わったら電源を入れ直し、電波の表示とインターネットの両方を確認します。

    Wi-Fiは登録し直しになります。自宅のネットワーク名を選び、パスワードを入れてください。

注意:「すべての設定をリセット」「すべてのコンテンツと設定を消去(初期化)」とは別のものです。名前が似ているので、押す前に画面の文字をよく読んでください。初期化を選ぶと、写真も連絡先もアプリもすべて消えます。

それでも直らないとき(回線・契約・故障を疑う)

  • 契約している通信会社の障害情報ページを、Wi-Fi経由で確認する。通信障害が起きているときは、復旧を待つほかありません。
  • 料金の未払いで回線が止まっていないかを確認する。
  • 家族の端末に自分のSIMカードを入れて試せるなら、SIMと本体のどちらが原因かが分かります。
  • 5Gのエリアの端で不安定なときは、iPhoneでは [設定] → [モバイル通信] → [通信のオプション] → [音声通話とデータ] で4Gに切り替えると安定することがあります。
  • 落とした・水にぬらしたあとから圏外になったときは、故障の可能性が高いので、修理の窓口へ相談してください。

注意:「圏外 直し方」で検索して出てくる、電話番号だけが大きく書かれた広告や、修理をうたう連絡先にそのまま電話しないでください。公式のサポート窓口を装った有料の案内につながる例があります。連絡先は、契約書か、契約している通信会社の公式サイトから確認してください。

よくある質問

「圏外」と「アンテナ1本」は同じですか?
違います。「圏外」は電波が届いていない状態、「アンテナ1本」は弱いながら届いている状態です。1本のときは、窓ぎわや屋外へ移動すると改善することが多いです。
圏外でも110番・119番はかけられますか?
画面に「緊急通報のみ」と出ているときは、110番・119番だけかけられます。「圏外」と出ているときはかけられません。急ぐときは、公衆電話や近くの人の電話を使ってください。
機内モードを入れて切るだけで直るのはなぜですか?
電波を一度切って、つかみ直す動作になるためです。電車や車で移動して電波が切り替わったあと、うまく戻れないまま止まっていることがあり、その場合に効きます。
ネットワーク設定のリセットで、写真やLINEは消えますか?
消えません。消えるのは、保存されたWi-Fiのパスワード、VPNの設定、モバイル通信の設定などです。写真・LINE・連絡先などのデータは残ります。ただし、名前のよく似た「すべてのコンテンツと設定を消去」を選ぶと全部消えるので、押す前に文字を確かめてください。

この手順で直らないときや、あやしい画面・請求が出たときは、お困りごとから今すぐやることを確認できます。

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